佛土寺

伊賀の自然に包まれた佛土寺(ぶつどじ)は、
800年の歴史を刻む真言宗豊山派の古刹。
静けさの中に佇む多宝塔と雁塔、
国指定重要文化財の阿弥陀三尊像が、
今も変わらぬ祈りの姿を伝えています。

悠久の歴史と四季が織りなす静寂の寺、佛土寺へようこそ。

鎌倉より伝わる阿弥陀の微笑み。

中尊阿弥陀如来像は大正5年(1916年)8月17日、
国から重要文化財の指定を受けました。(両脇侍は平成5年1月20日追加指定)
像内に承安2年(1172年)の銘があり、2023年に鎮座850年を迎えました。
像高は中尊が132.1cm、左脇侍像が168.7cm、右脇侍像が171.5cm。
阿弥陀如来の両脇侍は観音菩薩・勢至菩薩とするのが普通ですが、
当寺では日光菩薩、月光菩薩と伝わります。


歴史を刻む多宝塔と雁塔

およそ、平安時代から鎌倉時代に造られとされる
多宝塔(東塔)と雁塔(雁塔)。
東の多宝塔は573cm下層方形と上層円形の二層構造。
西の雁塔は462cm、鳥の雁が空腹の修行僧に身を挺し、
その供養塔として建てられました。
日本では極めて珍しい塔が、往時を偲ばせています。